2017年11月14日

安治川鉄工、表面処理事業が堅調 関東工場の販売量拡大

 安治川鉄工(本社=大阪市西淀川区、吉田秀喜社長)の表面処理事業が順調に伸びている。同事業はエポキシ樹脂塗装鉄筋の供給を行っているが、昨年3月に専用工場「関東工場」(栃木県小山市)を開設。能力を増強し、直近の自社販売量は最大で新工場の開設前に比べ倍増の月間1000トン(本社工場と関東工場分)となっている。今後はこれまでの沿岸部向けの橋梁案件だけでなく、オリンピック関連、首都の再開発案件での受注拡大を図り、中期的には関東工場だけで月間800―900トンの供給を目指していく。