2018年7月3日

双日、原料炭事業を強化 豪州で新鉱区開発視野

 双日の金属・資源本部は原料炭の資源事業を強化する。休止中の豪原料炭鉱、グレゴリー・クライナム買収完了し、操業を再開すれば、現状2割程度の石炭持分生産に占める原料炭比率は4割以上に高まる。豪クイーンズランド州で新たな鉱区の探査権を取得し、新開発などで原料炭資源の上積みも視野に入れる。新中期計画では収益の安定化を課題に掲げており、市況変動にさらされる資源事業を強化しながらも、安定的なトレード、関連事業を拡大することで、市況への耐性を強める。

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