2019年3月19日

九州製鋼、粗圧延機を更新 生産性、最大10%向上

 細物小棒メーカーの九州製鋼(本社=福岡県久山町、清本邦夫社長)はこのほど、福岡工場の圧延ラインのうち粗圧延機を更新した。圧延ミルとモーター、減速機を更新。圧延スタンド1基を1つのモーターで駆動するワンミル・ワンモーター化を果たし、圧延精度が一段と向上した。圧延ロールの圧下調整などが自動化されるほか、メンテナンス性もアップ。昨年3月には仕上げ最終スタンド2基を更新済み。今回の粗圧延機更新と合わせ、生産性が最大10%向上し、省力化も果たした。今後もさらなる生産性の向上と省力化、高品質化を進めていく。