2019年3月26日

流通3団体 4―6月期経産省ヒア、車・家電需要が堅調

 全国鉄鋼販売業連合会、全国厚板シヤリング工業組合、全国コイルセンター工業組合の鉄鋼流通3団体は25日、経済産業省ヒアリングを行い、2019年度第1四半期(19年4―6月期)の需要見通しを報告した。自動車はトヨタの生産が1日当たり19年3月1万5000台、4月1万4400台、5月1万4100台と高水準を保ち、19年度上期のKDを含めた生産台数は169万台と前年同期比13・3%増を見込み、北米と秋の消費税増税前の駆け込み需要を想定する。一方でトヨタの生産に対してコイルセンターの稼働は減退。建設分野はハイテンションボルトの入手難で工期遅延が続くとみている。鋼材需要は好調を維持しながらも、不透明感が強まる。







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