2019年12月20日

流通3団体、4四期需給タイト感欠く 経産省ヒア

 全国鉄鋼販売業連合会、全国コイルセンター工業組合、全国厚板シヤリング工業組合の鉄鋼流通3団体は19日までに、経済産業省ヒアリングを行い、2019年度第4四半期(20年1―3月期)の需要見通しを報告した。自動車はトヨタの生産が1日当たり12月1万2400台、1月1万3000台、2月1万3300台で12―2月は前年比8・5%減の減産とみている。米中貿易摩擦の影響も色濃く、建・産機は台風被災で部品供給が滞り、製造業は減速。造船需要は前年度並みの350万トン程度とした。建設は鉄骨が500万トン割れの480―490万トン、橋梁が過去50年間で最低の15万トン割れと見込む。需給にはタイト感がなく、先行き不透明な情勢を予測している。







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