2019年5月15日

高炉メーカー、薄板在庫対策を本格化

 鉄鋼業界を取り巻くコスト環境が厳しさを増す中、高炉メーカーは過剰感が広がる薄板在庫の対策に本格的に乗り出した。日本製鉄はひも付き需要家向けを含めた納期や在庫の再精査、市況分野における引受削減を含めたタイトロール運用を実施。またJFEスチールは前年度のトラブルから通常操業に戻した後に、在庫の再精査など行って市況分野での大幅な引受削減を始めたもよう。神戸製鋼所も在庫状況を精査しながら引受を行っている。各社ともに6月末をめどに在庫を適正水準に引き下げたい考えだ。







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