2019年7月19日

日本製鉄八幡、新型連鋳立ち上げ順調

 日本製鉄八幡製鉄所(所長=谷潤一執行役員)は17日、報道陣向けに工場見学会を開催し、その中で今年5月24日から商業運転を開始した世界最大級の新型連続鋳造設備(T―3CC)を公開した。T―3CCは小倉4CCの基本設計を踏襲した上で品質対応力と生産能力を向上させた設備。現在は品質確認の作業を行っており、品質確保できたブルームから順次、生産量を増やしている。順調な立ち上げを行い、当面の目標である年間140万トンのブルーム生産を目指す。

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