2019年8月5日

原料炭、スポット価格下押し 足元160ドル台前半 需要減影響

 原料炭のスポット価格が下押すなど、主原料相場に変化が出てきた。業界関係者によると、強粘結炭の相場はFOBトン160ドル(1万7400円)台前半と過去2週間で20ドル近く下げた。大きな特定の要因はないようだが、供給が順調なのに対して、中国の環境規制関連のコークス減産、欧州の鉄鋼減産、雨季のインドの季節的減産など需要減が影響したようだ。さらに大きく下げる状況ではなく、インドの雨季明けの需要回復などを受けて秋に向けて値を戻す可能性もある。







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