2019年8月29日

建機出荷額、20年度見通し2.7兆円

 日本建設機械工業会(会長=小川啓之・コマツ社長)が28日発表した2020年度の補給部品を含めた建設機械出荷金額見通しは19年度予測比1・8%減の2兆7057億円と策定された。19年度は前年度比1・9%減の2兆7545億円の見通しで、19年度、20年度と2年連続で減少する。一方、補給部品を除く出荷額は20年度は2兆4026億円(同2%減)と策定。19年度は2兆4514億円(同0・07%増)でわずかながら過去最高だった18年度を更新する。建機向け厚板需要でウエートの大きい油圧ショベルは20年度生産が同6%増の14万2800台、ミニショベルが同3%増の14万4560台と増加する。中小型機種が伸び、台数ベースではプラスと予測された。

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