2021年2月24日

建機出荷額 21年度見通し2.2兆円

 日本建設機械工業会(会長=数見保暢・住友建機社長)が24日発表した2021年度の補給部品を含めた建設機械出荷金額見通しは20年度予測比20・2%増の2兆1860億円と策定された。20年度は前年度比14・4%減の2兆1427億円の見通しで、21年度は3年ぶりに増加する。ただ新型コロナウイルス感染拡大の影響から緩やかに回復しているものの、本格回復には海外向けでは1年以上かかるとする見方が5割近くに達し、持ち直しには時間を要するものとみられる。建機向け厚板需要でウエートの大きい油圧ショベルは21年度生産が同19%増の13万5680台、ミニショベルが同17%増の14万3750台と増加する。







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