2019年12月23日

ニッケル系ステンレス冷薄、年明けさらに上伸も

 ニッケル系ステンレス冷延薄板は今秋、販売価格が上昇し、足元の関東地区の市況はSUS304ベースサイズ(2ミリ、2B)で、トン当たり36万―37万円で推移している。日鉄ステンレスは12月の契約価格をトン当たり1万円引き下げたが、流通では副資材費や人件費などの上昇が経営を圧迫していることから、年明け2月にかけて38万円どころまで価格が上がる可能性も残る。

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