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2024.12.4
2020年2月4日
12月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比0・5%、2万1000トン減の431万4000トンとなった。例年、年末ということもあって3万トン程度増加する傾向にあるが、12月のメーカーの国内向け生産が158万8000トンと昨年で最も低い水準だったこともあり、減少基調は維持した。ただ、輸入材は2カ月連続で30万トンを超える高い水準で入着しており、大きなかく乱要因。さらに1月末在庫は12月末に比べて10万トンほど増加するケースが多く、国内の製造業の活動の低下や、中国を発生源とした新型コロナウイルスの拡大などの懸念材料も多く、今後も減少ペースが続くかは不透明だ。
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