2020年2月27日

神戸製鋼、緊急収益改善委を設置 20年度黒字転換へ始動

神戸製鋼所は山口貢社長を委員長とする「緊急収益改善特別委員会」を設置し、2020年度の黒字転換を確実なものとするための取り組みをスタートした。経営環境の悪化もあって19年度は連結経常損益が前年度の346億円の黒字から250億円の赤字に転落する見込み。「2年連続の赤字は許されない」(山口社長)との決意で、緊急措置としての経費削減策、キャッシュフロー改善策などの検討を急ぎ、3月末までに具体策を決定し、4月から施策を順次実行していく。