2020年3月16日

ニッケン鋼業、高所避難装置を開発

 日鉄建材グループで建築建材商品、道路防護柵商品(ペーブフェンス)、防災・鉄構商品の委託加工のほか、テント倉庫や防災シェルターなどの製造・販売を手掛けるニッケン鋼業(本社=東京都千代田区、谷明広社長)はこのほど、津波から災害弱者の命を守る高所避難装置を開発した。モーターなどの動力を使わず、水と重力で人が乗り込むゴンドラを昇降させる装置で、地震などの停電時に最も力を発揮する。製造は双葉工業、販売をニッケン鋼業が担い、開発には静岡大学が協力した。

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