2020年3月27日

新型コロナ影響 鉄骨ファブ新規受注減

新型コロナウイルスの国内感染拡大のマイナス影響が建築鉄骨ファブリケーターの新規受注にも波及してきた。兵庫県淡路市で開催された全国鉄構工業協会・近畿支部会では各府県から見積案件や引き合いの減少を指摘するとともに、収束が見えない状況に対し不安視する意見が出された。全国的にも新規受注の状況はほぼ同様とみられ、ファブ業界だけでなく、同業界に材料を供給する国内高炉・電炉メーカー、さらには商社・建材系特約店、BHなど部材などの製作業者も今後の販売量(受注量)・加工量の減少がどの程度の規模となるのか、注視している。