2020年3月30日

JFEスチール、粗鋼能力400万トン削減 23年度めど 京浜第2高炉休止

 JFEスチールは27日、国内生産体制を高炉8基から7基に縮小し、粗鋼生産能力を約400万トン(13%)削減することを決めたと発表した。東日本製鉄所・京浜地区の高炉1基をはじめとする上工程と熱延ミルを2023年度をめどに休止し、東日本製鉄所の薄板生産を一部を除き千葉地区に集約する。また、集約先の千葉地区では同じ23年をめどに高炉1基(同5153立方メートル)を改修する。内需の縮小、米中貿易摩擦による世界的な鋼材需要の変動、中国の能力拡大、鋼材市況の低迷などを受け、抜本的な競争力の再強化に向けた設備の在り方を検討していた。日本製鉄も製鉄所閉鎖・高炉休止を含む生産体制の見直しを進めており、国内高炉メーカーの能力削減が広がってきた。今回の構造改革を全社課題と位置づけ、北野嘉久社長直轄の「全社特別対策本部」を4月1日付で設置する。

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