2020年5月1日

愛知製鋼、前期比営業益25%増

愛知製鋼が30日発表した2020年3月期の連結決算は、売上高が前期比5・9%減の2422億6200万円、営業利益は同25・0%増の139億100万円、経常利益は同21・7%増の137億7600万円、当期純利益は同31・4%増の85億4300万円と減収増益。鋼材、鍛造品の販売数量減などから売上高は減少したが、鉄スクラップなど原材料価格の下落、電極材や購入鋳片などの値下がり、さらに「限量経営」をベースとした収益改善効果などから増益となった。20年3月期においては「新型コロナウイルスの影響は連結営業利益で4億円程度のマイナスと軽微」(藤岡高広社長)。期末配当は10円増配の70円(年130円)。

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