2020年6月16日

浦安景況調査5月 「収益悪化」回答8割に

浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=湊義明・野村鋼機社長)がまとめた5月の景況実感調査(対象=144社、回答率94・4%)によると、前月から収益状況(粗利)が悪化した企業は前月比14・2ポイント上昇し、80・7%まで高まった。前年同月比では12・2ポイント上昇の87・9%と9割近くを占めた。稼働日が減少したことも要因だが、「緊急事態宣言が解除になったとはいえ、活況になる様子はほとんど見られず、全く先が見えてこない」(薄板・表面処理鋼板を扱う組合員)など、新型コロナ影響による先行き不安は依然として強いようだ。

スポンサーリンク