2020年6月23日

関東の特殊鋼流通 「量より質」、販価維持へ

 関東地区の特殊鋼流通は販売価格の維持に努めている。2018年末以降の米中貿易摩擦に、新型コロナウイルス感染拡大の影響が加わり、店売り、ひも付きともに出荷量は振るわない。販売量が減っている中、流通は収益を確保するため、「量より質」(流通筋)を重視する。