2020年8月14日

関西地区、建材製品加工落ち込む BCR3―5割減水準

関西地区の建材製品加工量(切断ベース)は夏場、大きく落ち込む方向だ。地区の加工業者によると、7―8月の加工量はH形鋼が通常に比べ2―3割減、コラムはBCPが1割減程度にとどまるものの、BCRは30%前後減、企業によっては5割程度の減となる見通し。地区のS造は大型案件が多少の落ち込みにとどまっているが、中・小型案件が激減しているため。新型コロナウイルス感染の再拡大で、建築需要の回復時期も不透明となっており、一部加工業者は「秋以降の加工も低調に推移する可能性が強い」とみている。

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