2020年9月4日

LMEニッケル価格続伸、10カ月ぶり7ドル乗せ

ロンドン金属取引所(LME)ニッケル価格が続伸している。1日のセツルメント価格はポンド当たり7・1ドルと、2019年11月以来10カ月ぶりに7ドル台まで上昇した。非鉄金属が全面高となり、ニッケルも同じ動きを見せている。海外では、中国のニッケル鉱石の港湾在庫が減少しているという報道も出ている。ニッケル価格は3月に一時5・01ドルと5ドル目前まで下落したが、その後は上昇基調に転じ、7月には6ドル台まで回復していた。ニッケル価格の上昇は、主用途であるステンレスの価格の引き上げにつながるとみられる。

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