2020年9月15日

住友商事の鋼管本部、北米の油井管事業再構築

 住友商事の鋼管本部は、2021年度からスタートする次期中期経営計画に向けて主力の北米鋼管事業を再構築する。世界に事業会社を18社保有するうち、北米は13社があるが、油井管流通・加工事業会社を半分程度に集約し「ライトサイジング(規模の最適化)」(本多之仁執行役員本部長)を図る方針。9月現在、石油・ガスのリグカウント(採掘装置)が250基程度と4年前の4分の1に減少する中で、事業ポートフォリオを見直し、各社の機能統合・連携を進めることで低収益の環境下でも利益を確保できる事業体制に見直す。

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