2020年11月10日

関西地区 異形棒市況、伸び悩み

 関西地区の異形棒鋼市況は6万2000―6万3000円(トン当たり、メーカー直送、ベースサイズ)どころで伸び悩んでいる。メーカーは原材料スクラップ高を受け、製品値上げの浸透を図っているが、実需が低迷しており、流通各社は唱えを上げづらい状況となっているため。ただ、メーカーの姿勢が堅固なため、流通は安値対応に転じにくく、年内はこう着状態で推移する方向だ。