2021年2月12日

東海カーボン、電極下期販価3―4割上げへ

 東海カーボンの長坂一社長は10日の決算説明電話会見で、電極の販売価格を下半期は3―4割引き上げる考えを示した。需要回復は間違いないとみて4―6月以降の増産も視野に入れる。21年の電極出荷は最低でも前年比3割程度増えるとみている。いち早く値上げを打ち出した上期は若干の値下げで決着したが、需要が回復しており、原料のニードルコークス価格上昇の可能性がある下期は大幅値上げによってまずは2020年上期の価格水準に戻したい考えだ。







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