2021年4月1日

駒井ハルテック、洋上向け参入視野 風力発電設備、受注を拡大

 駒井ハルテックは陸上風車の置き換え需要捕捉と、今後の需要が見込まれる洋上向け風力発電事業への参入を視野に入れている。脱炭素社会への移行が進む中で、将来的に需要増が見込まれる風力発電設備の受注体制を整備する。現状は陸上・山間部用の風力発電設備の製造から施工まで対応するが生産能力には限界があり、今後は「さらに量をこなすためにサプライヤーの育成、新規開拓が必須」(中村貴任社長)とし、中長期の再生可能エネルギーの需要拡大を見据えて協力会社との連携も強化する。