2021年6月4日

4月末薄板3品在庫 7カ月ぶり360万トン乗せ 在庫率2・17カ月 なお低水準

4月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比4・8%、17万トン増の368万1000トンとなり、7カ月ぶりに360万トン台となった。ただ、在庫率は2・17カ月と、2020年下期平均の2・27カ月(在庫量としては350万トン水準)を下回る低水準にとどまっている。国内向けの生産量は170万トン程度で、前月に比べると約10万トン減となるが、1―2月の150万トン水準に比べると増加しており、製造業を中心にした活動水準の上昇の中、生産と出荷がバランスした状態が続いたものとみられる。







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