2021年6月21日

共英製鋼、異形棒鋼7月販価据え置き 9万円浸透へ

 共英製鋼は21日、異形棒鋼の7月販売価格を全事業所ともトン当たり9万円で据え置くと発表した。販価据え置きは3カ月ぶり。電炉主原料となる鉄スクラップ価格が高騰している上、合金鉄や電極などの副資材価格や電力料金も値上がりしている。同社では「再生産可能な適正利益の確保が極めて困難な状況にあり、『不退転の決意』で価格水準の引き上げを進める」としている。

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