2021年8月20日

1―6月期 資源大手3社の鉄鉱石部門 価格上昇受け最高益

資源大手の1―6月決算によると、大手3社の鉄鉱石関連部門の金利・税・償却前の利益(EBITDA)は前年同期比2・4倍の505億8400万ドル(5兆5921億円)と半期で最高だった。生産量には濃淡があったものの、鉄鉱石価格上昇を受けて各社とも最高益だった。売上高に占めるEBITDA率は平均75・6%と前年同期を10・7ポイント上回る空前の高収益だった。鉄鉱石市況は直近で大きく下げており、中国の減産動向次第で下期の鉄鉱石は業績悪化の見通し。

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