2021年11月12日

JFEとスズキ EV電池保護部材 高張力鋼板を利用し設計最適化

JFEスチールは11日、自動車メーカーのスズキと共同で、独自のトポロジー最適化技術と高張力鋼板を使って、電気自動車のバッテリー保護を実現できる車体構造の実現にめどを付けたと発表した。先行技術開発の段階で、今後の実装スケジュールなどは未定のようだが、これまでアルミが使われていたバッテリーの構造部材をオールスチールに置き換えることが可能で、自動車材料としての鉄の可能性を広げた。次世代の電気自動車に向けた素材・ソリューション技術の普及に弾みをつけたい考えだ。

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