2021年11月26日

鉄筋加工業者 せん断補強筋値上げ要請

鉄スクラップ価格の高止まり、各種コストの大幅上昇などを受けて、母材・異形棒鋼の仕入れ価格が上昇していることから、鉄筋加工業者は需要家であるゼネコンに、せん断補強筋(フープ筋)の販売価格引き上げを求めている。全般的な動きとして、異形棒鋼のSD295を母材とする「295」タイプでトン当たり15万円以上を、高強度の「785」タイプで同19万円以上をそれぞれ視野に入れて、現行の販売価格比で同5000円程度引き上げる動きだ。