2022年1月28日

日本ファブテック、補強鋼材に新型 鉄骨梁貫通孔補強工法「EGリング」 経済性向上 

 鉄骨ファブリケーター大手の日本ファブテック(本社=茨城県取手市、野上勇社長)は28日、鉄骨梁貫通孔補強工法「EGリング工法」の経済性を向上させた新型補強鋼材「Zタイプ」を開発し、同日から販売を開始したと発表した。従来品から重量および溶接量をそれぞれ10%減らし取り付け効率が向上する。Zタイプの製造は、東日本地区が日新シャーリングとニューエイジ、西日本地区が日鉄神鋼シャーリングと桂スチールがそれぞれ担う。売り上げ目標は初年度が3億円、中期的には5億円を目指す。