2022年3月7日

鉄連、CO2削減目標上げ 30年度30%減へ技術革新

 日本鉄鋼連盟は4日、カーボンニュートラル行動計画フェーズ2の2030年度目標を、エネルギー起源二酸化炭素(CO2)排出量で13年度比30%減に改めると発表した。50年のカーボンニュートラルを目指す中、30年度目標も野心度を上げ、冷鉄源活用などを含めて約5790万トンの削減を積み上げる。高機能鋼材供給を通じたエコプロダクトの領域を拡充し、省エネ技術移転のエコソリューションとの3つのエコと革新的技術開発を通じて、地球規模の温暖化対策に貢献する。政府に対しては投資など予見可能な「日本版グリーンディール」といった政策支援を求めた。



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