2022年4月22日

東京製鉄、経常益6.7倍 前3月期 売上高は過去2番目

東京製鉄が22日に発表した2022年3月期決算(非連結)の経常利益は前期比6・7倍の334億2600万円となり、2期ぶりの増益となった。9期連続で経常黒字をキープ。売上高は過去2番目の水準となった。1株当たりの期末配当は15円(前期は8円)とし、年間配当は25円(前期は16円)に増配。23年3月期の経常利益は前期比7・3%減となる310億円を予想。同日会見した今村清志常務取締役営業本部長は、「今期はスプレッドが改善し、鋼材出荷数量は増えるものの、電力料金や副原料価格などのコストが大幅に上昇し、営業減益を予想する」と述べた。

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