2022年8月26日

23年度見通し 建機出荷、初の3兆円超 輸出けん引

日本建設機械工業会(会長=本田博人・キャタピラージャパン共同代表執行役員)が25日発表した2023年度の補給部品を含めた建設機械出荷金額見通しは22年度予測比3・3%増の3兆500億円と策定された。初めて3兆円を超え、21年度から3年連続で過去最高を更新する。部品・部材不足が続く中でも、コロナ禍からの経済回復を受けて、北米など輸出を主体に増加傾向を鮮明にする。23年度は「22年度の状況が継続する」(本田会長)とし国内、輸出とも増える。建機向け厚板需要でウエートの大きい油圧ショベルの23年度生産は同13%増の15万6300台、ミニショベルが同5%増の16万5550台となる。

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