2022年9月28日

全鉄連8月3地区 建材販売15万トン割れ 稼働日減響く

全国鉄鋼販売業連合会が22日発表した、東京・大阪・愛知の3地区を対象とする8月分の流通動態調査によると、建材6品種の販売量は前月比9・4%減、前年同月比2・6%増の14万6948トンとなった。前月比は2カ月連続で減少し、15万トン台を下回った。8月の販売は夏季休暇により稼働日が前月比では減少したが、前年同月比は増加した。鉄スクラップ価格が下落傾向にあったほか、一部電炉メーカーの値下げ発表により、市況は弱含んだ。建築については依然として中小物件が少ない状況だ。

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