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2024.11.29
2022年11月9日
東海カーボンの長坂一社長は8日の決算後の電話会見で、景気の減速を受けて黒鉛電極を減産する方針を示した。価格優先の姿勢を強化する。来年に向けては米大手のグラフテックのメキシコ工場休止の影響を見極めるとして商談を手控える構え。需要環境から来年上期は大きな値上がりは期待薄だが、大手の供給制約、原料高などの要因から下期は上がると見通しを示した。欧州中心にエネルギー危機の影響を受けており、燃料費の異例の高騰時に価格に転嫁する条項の検討に入ったという。
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