2022年12月13日

10月工作機械、2年ぶり受注減 1411億円、高水準は維持

 日本工作機械工業会(会長=稲葉善治・ファナック会長)がまとめた2022年10月の受注確報によると、工作機械受注額は1410億6000万円(前月比6・5%増、前年同月比5・5%減)で2カ月ぶりの前月比増、24カ月ぶりの前年同月比減となった。ただ2カ月続いて1400億円を超え、10月としては21年の1492億円に次ぐ過去2番目の水準で、1000億円超は21カ月連続を記録した。減少したものの、内外需とも依然として高レベルの受注が継続していると分析。金融動向や世界経済の先行きを注視していく方針だ。