2022年12月16日

10月 普通鋼鋼材受注8.3%減 国内向け

日本鉄鋼連盟が16日に発表した用途別受注統計によると、10月の国内向けの普通鋼鋼材受注量は290万3000トンと前年同月比8・3%減り、14カ月連続減少した。自動車が大幅に増えるなど製造業分野は増加したが、建設分野の不振が全体を押し下げた。建設分野は新型コロナウイルス禍や資材高の影響で中小建築や地方土木の案件が先送りされている。今後は徐々に進む自動車の復調が特に薄板の在庫減や粗鋼生産の回復につながる見込みだ。

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