2022年12月22日

共英製鋼、1月異形棒鋼販価据え置き

 共英製鋼は21日、来年1月販売分の異形棒鋼価格を全事業所で据え置きにすると発表した。電力などのエネルギーコストや副資材、輸送費の上昇を受けて12月販売分からトン当たり5000円引き上げており、販価据え置きで値上げ分を市場へと完全に浸透させたい考え。電炉主原料となる鉄スクラップ価格が国内外で上昇に転じていることなどもあり、「今後の動向によってはオファー止めや期中での再値上げも検討していく」(同社)という。