2023年1月16日

JFEスチール、千葉の高炉再稼働 最新設備で機能強化

 JFEスチールは16日、昨年9月から改修工事のため休止していた東日本製鉄所・千葉地区(千葉県)の第6高炉(炉容積5153立方メートル)の火入れを13日に行い、再稼働させたと発表した。1998年の改修から20年以上が経過していたため、自動車向け超ハイテン鋼板の生産など機能強化などを狙いに改修を行っていたもので、改修後の第6高炉は炉容積は変わらないものの、炉内への原料装入位置の制御精度の向上、データサイエンス技術を活用した炉熱制御精度の改善、炉前機器の更新による作業性の向上など、さまざまな技術を投入した最新設備となった。投資額は約430億円。

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