2023年5月12日

前期 普通鋼電炉12社増収 異形棒5社黒字転換

普通鋼電炉メーカー大手12社(連結9社、非連結3社)の2023年3月期決算が10日に出そろった。ロシア・ウクライナ情勢などに伴う各種コスト上昇を受けて販売価格を引き上げる一方、鉄スクラップ価格が急上昇後に急落したことでメタルスプレッド(原料購入価格と製品出荷価格の差)が大きく拡大。売上高は12社全社が増収となり、経常損益は7社が増益で、トピー工業と合同製鉄、東京鉄鋼と伊藤製鉄所、北越メタルの異形棒鋼メーカー5社が黒字に転換している。







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