2024年1月9日

2030年に向け世界鉄鋼シェア動く インド台頭、中国なお存在感 各国、海外市場の獲得競う 地産地消化進む

世界の鉄鋼生産の地図が2030年に向けて大きく変化していく。世界粗鋼の5割強を占める中国は経済成長の鈍化で需要が次第に縮み、粗鋼は30年に9億トンに減ると中国鋼鉄工業協会が予想。一方でインドは2億トン以上に増える見通しで世界シェアは1割を超えるが、成長する内需が粗鋼を吸収する。先進国の粗鋼は維持・減少の傾向。中国は世界シェアが4割に落ちるが内需不足の中で鋼材輸出を続ける公算が大きくASEANや中東・アフリカに能力を構えつつあり、世界に多大な影響を及ぼす存在であり続けるようだ。





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