2024年4月9日

関東鉄線市況 先高観広がる メーカー値上げ受け流通本腰 諸コスト転嫁不可避

関東地区の普通鉄線やナマシ鉄線の市況に先高観が広がってきた。メーカー値上げを受けて流通業者がコスト上昇分を転嫁するため、値上げを強くアナウンスしている。ある流通大手は「4月からメーカーと流通が値上げに注力しており、5月にかけて市況の基調が上向く見通し」と予想する。建設分野の需要は依然低調だが、エネルギー費や物流費、人件費など継続的なコストの上昇はメーカーや流通に共通しており、製・販の値上げの取り組みが市況を徐々に押し上げそうだ。





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