太陽鉱工 マレーシアに過去最大投資 触媒の回収強化 バナジウムを安定確保

太陽鉱工はマレーシアの石油精製廃触媒リサイクル事業に100億円規模を投じる。昨年12月に現地で起工式を開いており、2月にも着工、2027年に立ち上げる。現地で政府、触媒の発生元企業の全面支援を受け、日本政府・公的機関からも金融などの支援を受ける見込み。資源再生事業収益とともに、バナジウム源の安定確保策としても展開し、原料の安定確保、サプライチェーン強靭化の果実を需要家とも共有したい考えだ。