2025年2月5日
ステンレスCC販売1.5%減 24年60万トン、低水準 JSCA
全国ステンレスコイルセンター工業会(JSCA)がまとめた統計によると、2024年のステンレスコイル・鋼板の販売量(自販用、マンガン除く)は前年比1・5%減の59万7924トンと3年連続で前年を下回り、ここ数年で最も低い水準となった。半導体需要の回復遅れや建材需要が盛り上がりに欠けたことなどが影響した。その一方で流通筋からは「そこまで(需要が)落ち込んでいる感じはない」など、実感のない歴史的低水準となっている。

スポンサーリンク