2025年3月17日

浦安景況調査2月 収益悪化43%に上昇

浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=村上京子・東洋鋼鉄社長)がまとめた2月の景況実感調査(対象=143社、回答率94・4%)によると、前年同月比で収益状況(粗利)が悪化した企業の割合は前月比4・9ポイント上昇の42・5%となった。「改善」や「横ばい」を上回るのは7カ月連続。改善は4・5ポイント低下の20・9%、横ばいは0・4ポイント低下の36・6%だった。本来は年度末で製造業向けを中心に繁忙感の高まる時期だが、「需要に目立った変化もなく、好転の兆しも見られない」(中板を扱う組合員)と苦境が続いている。