2025年6月16日

日本製鉄・レゾナックなど4者 CO2由来のグリシン製造

日本製鉄、日鉄エンジニアリング、レゾナック、富山大学は13日、製鉄所などから排出される二酸化炭素(CO2)由来のメタノールから農薬や電子材料などに使用される化学品であるグリシンの直接製造を目指す研究開発が新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に採択されたと発表した。これまでの化石燃料由来から製鉄所や火力発電所などから排出されるCO2由来に転換することで、カーボンリサイクルの促進を図る。研究開発期間は2025―27年度までを予定する。