三誠・ヨシモトポール 共同開発 縮管加工鋼管で新工法 鋼材量・コストを低減

　回転鋼管杭など基礎杭の製造販売大手の三誠（本社＝東京都中央区、丹羽伸治社長）と総合ポールメーカーのヨシモトポール（本社＝東京都千代田区、石原晴久社長）は16日、異径継ぎ手を有する縮管加工鋼管の新工法「ＥＣＳ―ＤＪ」（エクス・ディージェイ）を発表した。鋼材使用量とコストを従来杭より最大2割程度削減できる。9月から販売を開始し、本年度は10件の成約を目指す。住商メタルワン鋼管が鋼管母材を仕入れ、ヨシモトポール群馬工場で縮管加工し、三誠が販売する。