2025年10月10日

東京・厚板市況が下落 4000―5000円安、需要戻らず

東京エリアの厚板市況が下落した。これまでも弱含み商状となっていたが、需要低迷から脱却できず、厚板相場はトン4000―5000円レベル下げ、定尺(19ミリ、5×10)が同13万4000―13万6000円どころ。切板価格は15万円台前半レベルから下回り、14万円台も目立つ状況となってきた。東京製鉄が10月契約分からトン3000円値下げしたことなども影響した。全国厚板シヤリング工業組合(ZSK)の鋼板流通調査によると8月の加工量は前月比2万944トン、18・4%減の9万3029トンと大きく減退、厳しい事業環境が続く。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more