2020年10月23日

「未来へ 見出す活路 レアアース産業の現状と課題」REIA副会長 清水孝太郎氏 LCA活用へガイドライン 日本提案のISO発行へ

業界初の国際団体として2019年6月に発足した国際希土類工業協会(REIA、本部=ベルギー)。供給の中国リスクや新型コロナウイルスの感染拡大による需要減少などさまざまな課題を抱える世界の希土類(レアアース)産業の中でどのような役割を果たすのか。2年目の取り組みや業界が抱える課題などを、REIAの清水孝太郎副会長(三菱UFJリサーチ&コンサルティング上席主任研究員)にインタビューした。

――発足1年目の活動内容から。

「昨年6月の設立メンバーは14の企業・団体で、日本から新金属協会とレアアース・レアメタル商社のマテリアル・トレイディング・カンパニーが発足メンバーに名を連ねた。初年度の主な活動としては会員の拡充を大きなテーマに掲げた。そしてセミナーを開催したり会員企業・団体の紹介を通じて36社・団体まで増加。レアアースの資源探査をする、いわゆるジュニアマイニングカンパニーや欧州の大学・研究機関、欧米にマーケットを持つ中国のレアアース企業などが加わった。日本からは石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が加盟した。今後も会員拡充に注力しサプライチェーンの中流域や下流域にいるレアアースの需要家の参加を呼びかけたい」

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